2019年インフルエンザ猛威ではじまる
2019年最初のブログが今になってしまいました。
今年は1月2日に休日診療所の当番医として担当し、仕事始めとなりました。インフルエンザ感染症や風邪で非常に多くの方が受診されていました。当院も1月4日から診療を開始しましたが、連日、インフルエンザや、発熱を伴う胃腸炎の患者さんが、非常に多く来院されています。
今シーズンはインフルエンザ感染が急拡大し、猛威を振るっています。テレビなどのニュースでも報道されていますので、皆さんもご存知かと思いますが、1月13日までの1週間の定点医療機関での報告数が定点あたり38.54人と警報レベルである30人を超えました。特に愛知県は75.4人と全国他県を大きく引き離して全国一の報告数となっており、異常事態の様相を呈しています。2位熊本県58.8人に次いで、岐阜県も53.9人と非常に多い報告数となっています。
当院でも、多くの方が受診されて、インフルエンザと診断されています。当院では、これまでのところ全てがインフルエンザA型で、B型は1人も診断されていません。悪寒、発熱、関節痛、上気道症状(のどの痛み、咳、鼻水)がある場合は、是非受診してくださいね。治療して、早く楽になりましょう。
その前に、感染予防も大切です。以前のブログでも書きましたが、完全に防御することはできませんが、マスク着用、うがい、手洗いです。不必要に人混みに行くことを避けることも予防になります。