imaise-yoshikawa’s diary

愛知県一宮市にある循環器内科、内科、外科の今伊勢よしかわクリニックの院長日記です。

花粉症対策

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最近はコロナウイルスの影響もあり、休みの日はあまり出歩くことなく、庭の花の手入れなどをして過ごしています。今年は、暖かいせいかモッコウバラの蕾が早くも膨らんできています。

現在、スギ花粉症のピークで、ヒノキもある方は、まだまだ続きます。今回は、その対策を少しご紹介します。

以下のような気象条件の日は「花粉の大量飛散」になる可能性が高いため、注意が必要です。

① 晴れて、気温がグッと上がる日

② 空気が乾燥し、風が強い日

③ 雨上がりの翌日の晴れた日

④ 比較的気温の高い日が続いたあと

花粉飛散量と症状の出現には個人差があります。しかし、上記のような気象状況にあたる日は万全の花粉症対策をとることをお勧めします。

 薬物療法で症状を緩和させることも必要ですが、シーズン中に一番大事なことは「花粉を取り込まない」ことです。

  1. 屋外ではマスク・メガネ・帽子を着用する。
  2. 長い髪の毛は束ねる。
  3. 花粉のつきやすい素材の服を避ける。
  4. 花粉は皮膚にも付くので、化粧を早めに落とす。
  5. 衣服や髪の毛、皮膚などについた花粉は、手ではらうだけでは100%は取り除けないので、一番は「水に漬ける・水で洗う」ことです。
  6. 掃除の際は、掃除機だけでなく、濡れ雑巾で拭く。
  7. 洗濯ものは室内に干す。
  8. 布団は布団乾燥機がお勧めですが、外に干した場合は、掃除機でしっかり吸引する。
  9. 規則正しい生活が花粉症の症状を軽減します。
  10. 十分な睡眠時間、バランスのとれた食事、ストレスのない生活

少しでも参考になればありがたいです。つらい季節を乗り切りましょうね。