日本循環器学会学術集会に参加してきました。
3月24日、25日大阪国際会議場で開催された第82回日本循環器学会学術集会に出席してきました。今回は大阪大学心臓血管外科の主催でした。大阪大学は心臓手術だけではなく、再生医療でも有名な施設です。残念ながら聴講することはできませんでしたが、この学会ではIPS細胞でノーベル医学賞を受賞された京都大学山中伸弥教授が講演をされました。他にも再生医療に関する発表がされていましたが、再生医療技術の臨床応用が近づいていることが感じられました。私が20年前にアメリカ留学時代に研究していた補助人工心臓に関する発表や重症心不全治療に関する発表も数多くされていました。20年前すでに欧米では当たり前にされていましたが、日本では皆無であった補助人工心臓を装着した在宅医療が、現在では日本でも始められており、やっとこの分野で日本も世界に追い付きつつあることがわかりとてもうれしく思いました。当クリニックの数人の患者さんも治療を受けたことがあるカテーテルによる大動脈弁人工弁置換術の創始者であるAlain Cribier先生のご講演もありました。胸を切らなくても心臓手術を可能にした画期的な技術ですので、ご高齢の患者さんにとっては朗報だと思います。
今回はちょっと専門的な話になりましたが、これからもクリニック業務の傍ら、常に最新の医療情報にも意識を向け、情報は患者さんにも提供していきたいと思っています。
3月勉強会
当クリニックでは、月に一度スタッフ全員参加のカンファレンス&勉強会を行っています。
今回は中北薬品(株)マナーインストラクター 森 有紀子さんによる『良好な人間関係を築くために必要なコミュニケーション術』と称してレクチャーいただきました。なかには、二人一組になっておこなうワークもあり、内容盛りだくさんな時間でした。
まずは冒頭、経営の神様といわれる松下幸之助氏の唱える「仕事に対する心構え」の5つのポイントの紹介
- 自主性をもつ
- 正しい仕事をする
- お客様(患者様)あっての仕事
- 「できない」では、できない
- 慣れても狎れない
深いです。
そして、人が他者の印象や感情を判断する要素の割合は
55%・・視覚情報⇒表情・身だしなみ・視線・姿勢・態度・位置
38%・・聴覚情報⇒声の大きさ・速さ・トーン・間・イントネーション
7%・・・言葉⇒話の内容
だそうです。会話の内容より、その人の表情やたたずまいの方が印象に残るということですね。これは驚きです。私も気を付けなければなりません。その他良好な人間関係を築くためのノウハウをワークもまじえて楽しく教えていただきました。
最後に大事なことを2つ。
夜眠る前には、今日あった良いことを思い出し、朝起きた時は今日起こるであろう楽しいことを想像する。
私もがんばって実行してみます。
中北薬品(株)の森さんには過去にも4度ほどマナーセミナーを行っていただいています。今回もありがとうございました!
おはようございます
おはようございます。
昨日は花粉症の患者さんが多く来院されました。眠くならない良いお薬もありますので、積極的に治療をおすすめします。私も目がかゆくて目薬が手放せません(笑)暖かくなって今日は20℃を越えるとか。暖かくなったのはうれしいですが、花粉症はつらい!
そしてインフルエンザの患者さんもまだまだみえます。
万全の対策で今日もがんばりましょう!