院内で心不全の勉強会をしました
8月も終わろうとしていますが、このところ朝夕は、以前と比べると、風が吹いたりして何となく過ごしやすい感じがします。これは、一時的なものでしょうか?
今年度の特定健診は10月末までです。例年、10月は駆け込みで受診される方が多く、健診予約枠が埋まってしまい、混雑し、通院治療中の方の待ち時間が長くなってしまう傾向ですので、ご希望の方は、9月中の健診受診をお勧めします。
先日、スタッフ勉強会を行いました。今回は、心不全の病態や、その治療について学びました。心不全は、急性期には総合病院にて集約的な治療がなされ、内服薬治療で安定したところで、地域診療所へ引き継がれます。一口に心不全と言っても、その原因となっているおおもとの病気(心筋梗塞、弁膜症、不整脈、その他など)によって、治療薬の組み合わせは多岐にわたります。新しい治療薬や、これまで心不全治療の標準治療薬とされていなかったものが、新しくガイドラインに追加されたりしています。当院にも多くの慢性心不全治療中の患者さんが通院してみえますが、これからの治療に役立ててゆければと思います。
6月のスタッフ会議・勉強会
何ともジメジメして、重ーい色の空が、毎日が続いていて、まさに“梅雨”って感じですね。先日、定例のスタッフ会議、勉強会を行いました。
今回は、脂質異常症について、お薬の治療や、食餌・運動療法などの生活習慣改善方法などについて、改めて学びました。梅雨で天気が悪く、外出が減りますので、運動量も減りますし、ついつい何か食べてしまいます。お腹周りや、体重計にのるなど気にかけて下さいね。
5月から特定健診がはじまり、治療診察の間に、健診予約の方が入り、このところ診察待ち時間が長くなっており、皆様には大変申し訳なく思っております。スタッフ一同、極力、待ち時間短縮に心がけるよう努めて参るように確認しましたので、今後ともよろしくお願い申し上げます。
梅雨に入って・・・・
梅雨に入り天候が不順な毎日が続いています。
暑い日、肌寒い日、一日の中でも午前中は暑く、午後は突然、雨が降り、肌寒くなるなど、体調を崩しやすくなっています。このように、肌寒いことがあると、水分摂取が少なくなり、脱水気味になっている方が多いように思います。気温が高くなると、汗をかいていなくても、体の表面から水分が失われていますので、意識的に水分補給をするようにして下さいね。なんかフワッとするとか、高血圧症治療中の方が急に血圧がすごく良くなった場合などは、体内の水分不足のこともありますので、注意してください。
もう6月です。こんな時期に花粉症?
早くも6月です。梅雨が近づいていますが、このところアレルギー症状の方が結構、来院されています。花粉症のピークは3月4月のスギ・ヒノキで、5月はこれが終息して、ホッとする時期なのですが、5月から7月にアレルギー症状で悩む方も実は多いのです。
カモガヤなどのイネ科の花粉が飛散する時期なのです。空き地や河川敷などに生えている腰丈ぐらいで、先端に白い小さな花らしきものがついているアレです。くしゃみ、鼻水、ノドのイガイガなどの症状がある方は、スギ花粉症と同様に、マスク、うがいなど予防対策をお勧めします。空き地や原っぱに近づかないようにして、早めの抗アレルギー薬など内服も検討して下さい。
イネ科花粉症の方の中には、もう1点注意があります。
今日、スーパーマーケットに買い物に行ったら、スイカやメロンが美味しそうに陳列されていました。いよいよ季節ですね。でも、イネ科花粉症の方の中には、メロンやスイカを食べるとノドのイガイガ感を感じる人がいるかもしれません(全員ではなく、一部の人です)。これは、花粉-食物アレルギー症候群というもので、イネ科の花粉に含まれる物質が、スイカやメロンに含まれているからです。思い当たる方は、ご注意を。