imaise-yoshikawa’s diary

愛知県一宮市にある循環器内科、内科、外科の今伊勢よしかわクリニックの院長日記です。

12月のスタッフ勉強会

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街を歩くと華やかなクリスマスデコレーションにあふれ、夜などはイルミネーションがとても綺麗ですね。

先日、12月の定例スタッフ勉強会を行いました。寒くなり、空気が乾燥するこの時期は、多くの方が乾燥肌、皮脂欠乏に伴う皮膚トラブルにお悩みと思いますが、クリーム、軟膏、ローションなど皮膚外用剤とその効率的な使用法などについて学びました。

保湿剤を使用している方も多いと思いますが、入浴後5分以内に保湿剤を塗布すると、入浴で得られた潤いを保つのに効果的だそうです。是非、試してみてはいかがでしょうか。

 

一宮市でもインフルエンザが流行しつつあります。今年もインフルエンザワクチンが不足し、ご迷惑をおかけしておりましたが、ワクチンが入荷可能となりました。一般的にはワクチン接種後2~4週間で免疫が獲得できると言われていますので、ご希望の方は、電話または窓口でお申し込み下さい。

12月9日

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この写真、今週初めに、近所で見かけた不思議な1枚です。「こんな季節に桜???」と思っていたら、北風の寒さを肌で感じるようになり、いよいよ冬らしい気候になってきましたね。

一宮市でも遂に、インフルエンザで学級閉鎖の報告が届きました。完全に防げるというものではないのですが、うがい、手洗い、マスク着用など人混みに行くときは、心がけましょう。疲労、寝不足なども免疫を低下させると言われていますので、休養・睡眠も大事です。

 

尚、私事ですが、当院は本日12月9日、開院3周年を迎えました。これからも、地域の皆様のお役にたてるクリニックを目指して参りますので、よろしくお願い申し上げます。

ヒートショックとは?

今週末には、寒さも一段と増してくるようです。

そろそろ気を付けたいのが、家の中の温度差です。ヒートショックという言葉を聞いたことがある方もみえるかと思います。簡単に言うと、家の中にいるのに、温かい居間などから、気温の低いお風呂場・脱衣場やトイレに行った際に、急激な気温差に晒されることにより、血圧の急激な上昇・下降や脈拍の変動をきたすことです。高血圧症の方、糖尿病や高脂血症などで動脈硬化のある方、高齢の方は、この影響を受けやすく、失神や心筋梗塞脳卒中をきたすこともあります。

 

対策としては

  1. 脱衣所やトイレを小型の暖房器(温風式)で暖める
  2. 風呂のふたを開けておいて、風呂場と脱衣場の間の扉を開けておく。
  3. 食直後の入浴を避ける。(1時間ほどしてから入浴する)
  4. 飲酒後の入浴は避ける。(早めに入浴して、後から晩酌する)
  5. お湯の温度はぬるめ(40℃以下)で長湯をしない(10~15分程度)。
  6. 湯船から出る際は、急に立ち上がらずに、手すりなどにつかまり、まず浴槽の縁に一旦座って、10ぐらい数えてから立ち上がる。
  7. トイレで用をたして立ち上がる際は、急に立ち上がらずに、10ぐらい数えてから、手すりや棚に手をかけながら、ゆっくり立ち上がる。 

当院通院中の方は、この季節にいつも外来でお話ししていることも思い出して実践してくださいね。

11月のスタッフ勉強会

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先日、11月末に定例のスタッフ勉強会を行いました。今回は、インフルエンザワクチン予防接種のために来院される方が多い時期でもあるので、予防接種に関する医療安全対策についての講習をしていただきました。私も含め、事務職、看護師、薬剤師みんなが、真剣な眼差しで聴講していました。今後も、引き続き皆様に安心して受診していただけるよう、スタッフ全員で取り組んで参ります。

 インフルエンザワクチン予防接種を受けるお子様は、定期接種ワクチンなど最近のワクチン接種状況を確認しますので、必ず母子手帳を持参のうえ来院いただくようにお願い申し上げます。

 尚、昨日12月1日にインフルエンザワクチン予約を再開しましたが、希望者多数にて、同日午前中に予約が確保ワクチン数に達してしまい、予約を終了させていただきました。

冬の始まりの風邪対策

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紅葉も深まり、そろそろ終わりを迎えそうです。朝夕は寒くなり、いつまでも布団にくるまっていたい季節ですね。

風邪もかなり流行っています。のどの痛み、38℃台の熱がでる方が増えています。マスク着用、うがい、手洗いで予防を心がけましょう。空気も乾燥していますので、加湿器をお持ちの方は、寝室の加湿をお勧めします。加湿器をお持ちでない方は、マスクを着用して眠ったり、枕元にお湯またはお湯につけたタオルを吊るしておくなど、のどの乾燥を予防することをお勧めします。のどの粘膜が粘液で湿っていることが、風邪やインフルエンザなどのウイルスが侵入するバリヤーになっていると言われているので、のどの粘膜が乾燥してしまうと容易にウイルス感染をゆるしてしまいます。

当院通院中の方は、いつもお話ししている風邪の注意点を思い出して実践してくださいね。

それでも風邪をひいてしまったら、早めに受診して下さいね。

インフルエンザワクチン予約受付を一旦中止しました

今年のインフルエンザ予防接種予約が、ワクチン入荷数に達しましたので、一旦予約受付を中止させていただきました。さらにワクチンの確保ができましたら、ホームページ、院内掲示にてお知らせいたしますので、よろしくお願いいたします。

下火にならない風疹とインフルエンザワクチンについて

以前にこのブログでもお知らせしましたが、今年は風疹の発症が依然として下火にならないようです。10/23掲載の国立感染症研究所の報告によると2018年第41週(10/8~10/14)の風疹発生動向報告では首都圏各県が多く、100人以上ですが、それに次ぐのが愛知県の90人です。当院でも、風疹抗体検査、ワクチン接種を希望する方が増えています。

妊婦さんが感染すると胎児が先天性風疹症候群となるリスクがありますので、周りにいる我々みんなが、風疹にかからないようにして、生まれてくる子供たちを守りましょう。随時、風疹抗体価検査、風疹ワクチン接種を受け付けておりますので、是非、お問い合わせください。

 

今年もインフルエンザウイルスワクチン数が限られているとのことです。現在予約受付中ですが、予定数に達し次第、予約受付終了とさせていただきますので、お早めに予約されることをお勧めします。