ロウソクの科学
今や時の人となっているノーベル化学賞を受賞した吉野彰先生が少年時代に読んで、化学の道へ進むきっかけとなった「ロウソクの科学」のマンガ版を書店で見つけました。絵がたくさんあるので視覚的にスッと入ってくるかなと思い、購入してみました。クリニックの書棚に置いておきますので、是非、手に取ってみてください。
私も小学・中学・高校と理科が好きで、高校生では化学が好きになり、3年生になって真剣に医学部へ進むのか、理学部(化学)へ進むのか悩みました。私も中学1年生の頃に読んだことがあるので懐かしく思いました。ちなみに吉野先生は小学4年生で読んだそうです。日本語原書は所々結構難しい部分があって、中学生の私は辞典などを調べながら読んだ記憶があります。もし、子供の頃にマンガ版があったら、私も小学生の頃に読んでいたかも・・・
インフルエンザワクチン予防接種をお早目に。
紅葉もそろそろ終わりでしょうか。でも、真っ赤な紅葉がきれいです。
インフルエンザワクチン予約受付しています。残りはわずかになっています。
ワクチンを接種してから効果がでるまで3~4週間かかると言われていますので、お早めにワクチン接種しましょう。
インフルエンザ流行はじまる!
近所を歩いても赤や黄色など紅葉がきれいですね。朝夕は一段と寒くなり、いつまでも布団にくるまっていたい季節ですね。
さて、いよいよ愛知県でもインフルエンザが流行してきています。当院でも先週からインフルエンザ陽性と判定される方が増えてきました。これまでのところ全てインフルエンザA型です。国立感染症研究所からの最新のプレスリリースでは、各県別でのインフルエンザ定点報告で、愛知県は1.92(11/11~11/17)と、前週(11/4~11/10)の0.80から倍増しています。現在流行しているウイルスはA型(AH1 pdm09)が94%、A型(AH3)が3%、B型が3%だそうです。
のどの痛み、発熱、寒気、関節痛、筋肉痛などの症状がありましたら、早めに受診して下さいね。マスク着用、うがい、手洗いで予防を心がけましょう。空気も乾燥していますので、加湿器をお持ちの方は、寝室の加湿をお勧めします。加湿器をお持ちでない方は、マスクを着用して眠ったり、枕元にお湯またはお湯につけたタオルを吊るしておくなど、のどの乾燥を予防することをお勧めします。
当院通院中の方は、この季節にいつも外来でお話ししていることも思い出して実践してくださいね。
当院は年末年始12/29~1/5が休診となります。ご迷惑をおかけいたしますがよろしくお願い申し上げます。
オレンジ色のかぼちゃが至る所に・・・・
オレンジ色のかぼちゃが、町のあちこちで目立ちますね。秋も深まり、朝夕は寒くなっています。
風邪もかなり流行っており、のどの痛み、38℃台の熱がでる方が増えています。のどの粘膜が粘液で湿っていることが、風邪やインフルエンザなどのウイルスが侵入するバリヤーになっていると言われているので、のどの粘膜が乾燥してしまうと容易にウイルス感染をゆるしてしまいます。
マスク着用、うがい、手洗いで予防を心がけましょう。
インフルエンザワクチン予防接種が始まっています。お早目に予約されることをお勧めします。
9月のスタッフ カンファレンス・勉強会
先日、定例のスタッフカンファレンス・勉強会を行いました。
今回のテーマは、脂質異常症(高脂血症)でした。秋は美味しいものがたくさんで、食欲も増す季節ですので、注意が必要です。美味しくても、腹八分目にしておきましょう。食事の最初に、野菜やキノコ類など繊維質のものを多めに食べておくと摂取カロリーを減らせます。魚などオメガ3系脂肪酸を多く含むものを食べることも中性脂肪やコレステロールの改善につながります。やっと、朝晩は涼しくなりましたので、ウォーキングで結構ですので運動を少し増やすことも大切です。外食をする際は、洋食よりも和食系、寿司は、特上より並(ウニ・イクラ・トロは少なく)、肉ならロースよりヒレ、鶏皮よりササミ。
さて、インフルエンザワクチン予防接種の時期が近づきました。当院では、10/7(月)より予約受付を開始いたします。お電話、またはご来院の上、受付にてご予約下さい。
血圧のはなし・・・・
朝晩は涼しくなり、時に肌寒さを感じることも多くなってきました。
今回は、血圧のお話を少ししたいと思います。
気温が下がると、血管が収縮します。すると、心臓が血液をドバっと送り出した際に、まともに血圧が上がってしまうのです。ですから気温の低い冬は、血圧が上昇しやすくなるので注意が必要なのです。しかし、秋も注意が必要です。寒暖差が大きいのですが、まだ暖房器具の準備がしてなかったり、衣服の準備が整っていなかったり、布団に入る時は蒸し暑かったのに、眠っている間に気温が下がったりと、気温の変化が体に影響しやすい季節なのです。血圧の上下が激しいと血管の内膜が傷みやすくなり、脳卒中や心筋梗塞になる可能性が高くなります。
循環器を専門にしている当院では、こういった血圧調節のメカニズムを考慮して、一人一人の患者さんにあったお薬を選択し、血圧管理のお手伝いをしています。
当院では、ご家庭での血圧測定を勧めています。
もうすぐ消費税アップですが、増税前に家電量販店や薬局で、是非、血圧計を買い求めてみてはいかがでしょうか? 血圧計には、手首で測定するタイプと、上腕(肘上)で測定するタイプがありますが、できれば上腕で測定するタイプがお勧めです。